今中哲二氏によるチェルノブイリ汚染の資料と、今回発表された、福島原発周辺の汚染を比較してみる。このセシウム137汚染状況との比較には、その別紙4が対応する。
チェルノブイリ周辺のセシウム137汚染状況 今中哲二

チェルノブイリ汚染の地図では、curie/km^2で、表示されているので、それを、Bq/m^2に変換する必要がある。
1 Ci/km^2 = 3.7×10^10 Bq/(10^3m)^2 = 3.7×10^4Bq/m^2
をつかうと、
1 ~ 5 Ci/km^2 => 37,000 ~ 185,000 Bq/m^2
5 ~ 15 Ci/km^2 => 185,000 ~ 555,000 Bq/m^2
15 ~  Ci/km^2 => 555,000 ~  Bq/m^2
40 ~ Ci/km^2 => 1,360,000 ~  Bq/m^2(このマップを参照)

したがって、大雑把に言うと、次のように対応する。
つまり、福島周辺の緑色以上の汚染地域が、このチェルノブイリ事故による汚染の地図のもっと汚染された地域に対応している。
  • 3,000,000 ~  14,700,000 Bq/m^2 =>[40 ~ Ci/km^2]
  • 1,000,000 ~  3,000,000 Bq/m^2 =>[40 ~ Ci/km^2]
  • 600,000 ~  1,000,000 Bq/m^2 =>[15 ~ Ci/km^2]

  • 300,000 ~  600,000 Bq/m^2 =>[5 ~ 15 Ci/km^2]

  • 0 ~  300,000 Bq/m^2 =>[1 ~ 5 Ci/km^2]

これと、このサイトの記述を比較すると、その意味が確認できる。
http://fpaj.jp/news/archives/2938
資料にある地図中で、もっとも放射性物質濃度が高い赤い部分は、セシウムの濃度が300万(3,000,000)ベクレル/m2を超えるエリア。安全委員会によれば、「チェルノブイリは、半径30kmで、148万(1,480,000)〜370万(3,700,000)ベクレル/m2がもっとも高いレンジだった」ので、今回の資料が正しければ、軽くチェルノブイリを超えていることになる。
さらにいえば、京都大学の今中哲二助教(原子炉工学)によれば、チェルノブイリで強制移住地域に指定された場所の濃度は、旧ソ連で148万(3,700,000)ベクレル/m2。1990年にベラルーシが移住対象にしたのは55万(550,000)ベクレル/m2だということなので、6倍超になる。 
このチェルノブイリの地図では、15Ci/km^2以上のものは区別されてないので、福島の地図と細かく比較はできないが、汚染地帯の濃度と広がりは、チェルノブイリでは、半径30-50kmまでの間に高汚染地域があるので、福島の状況に近い。

こうした汚染の広がりは、爆発の時の状況にも依存するだろう。チェルノブイリでは、爆発自体が、福島よりも大きかったために、汚染が拡散したが、それに比べて福島の3号炉の爆発は比較的弱く、その分拡散がすくなくなり近辺を大量に汚染したとみることもできるかもしれない。(これが、この汚染の主原因とおもわれるが、それは3号炉の爆発現場を調査しないとはっきりとは結論できない。)もともとの、放出された放射能物質の量に汚染量は依存するが、汚染地域の広がりは、爆発の仕方、気候、風向きなどに主として依存するだろう。
いずれにせよ、このデータは、福島原発事故による汚染が、まさにチェルノブイリに比較できるものであることを、はっきり示しているだろう。

文部科学省及び米国エネルギー省航空機による  航空機モニタリングの測定結果について
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305820_20110506.pdf





The curie (symbol Ci) is a unit of radioactivity, defined as
1 Ci = 3.7×1010 decays per second.
This is roughly the activity of 1 gram of the radium isotope 226Ra, a substance studied by the pioneers of radiologyMarie and Pierre Curie, for whom the unit was named.[1][2] In addition to the curie, activity can be measured using an SI derived unit, the becquerel (Bq), which equates to one decay per second. Therefore:
1 Ci = 3.7×1010 Bq = 37 GBq
(100 mCi = 3.7 GBq)
and
1 Bq ≅ 2.70×10−11 Ci
radiotherapy machine may have roughly 1000 Ci of a radioisotope such as caesium-137 or cobalt-60. This quantity of nuclear material can produce serious health effects with only a few minutes of exposure.
Also, a commonly-used measure of radioactivity is the microcurie:
1 μCi = 3.7×104 disintegrations per second = 2.22×106 disintegrations per minute
The typical human body contains roughly 0.1 μCi of naturally occurring potassium-40.
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